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2020年5月12日火曜日

多読本ラダーシリーズを読もう [改訂版]|6~12か月目|TOEIC900 1年勉強法

こんにちは、ブリキらっこです。

ここでは、TOEIC900 1年勉強法において、6~12か月目に行う、リーディングの勉強法についてお話しします。

とはいえ、ほぼ勉強とは呼べないような勉強法になります。

理由は、ただ英語の本を毎日最低1時間、読むだけだからです。

勉強法はこれだけです。誰でも思いつくし、やろうとしたことがあると思います。しかし、大抵は思うように実力が付かず、長続きしないのが常です。

そこで今回は、長く続けるためのオススメの多読本や、読む上でのルールについてお話しします。

最後には、皆さんのモチベのためにも、実際に私がこの勉強法でどれくらいスコアを伸ばしたかをお話しします。



1. リーディング強化には多読本がオススメ


別に、多読本でなくて、自分の興味があるサイトや本でもかまいませんが、個人的には、使用される文法や語彙が限定されている多読本がオススメです。

その多読本の中でも、私が利用していたのは、ラダーシリーズです。



ラダーシリーズには以下の3つの特徴があります。

(1) 幅広いジャンル

(2) 語彙力で5段階のレベル分け

(3) 辞書が付いている

それぞれ軽く解説します。

(1) 幅広いジャンル


このラダーシリーズには、エッセイや偉人の伝記から、推理小説や恋愛小説まで、変わったものではセンター試験の問題文など、幅広いジャンルの多読本が揃っています。

(2) 語彙力で5段階のレベル分け


語彙力によって、本のレベルが1~5まで分かれており、初心者にもやさしいものになっています。

(3) 辞書が付いている


巻末には、本文に出てきた語彙の辞書がついているのd、え分からない単語があっても、比較的容易に調べることができます。


以上の3つの特徴から、探せば大抵、自分の興味・関心や語彙レベルにフィットするものがあるため、非常にオススメします。

そして、私の知る限り、大抵の公立図書館や大学図書館には、このラダーシリーズがおいてあるので、学生等の金銭的に余裕がない方でも、無料で読むことができます。

私自身、ほとんど大学の図書館で借りては読んでいました。


2. 多読本を読む上でのルール


リーディング力を向上させる上で、重要なのはたくさん読むことだと思います。

そのために、守ってほしいことが3点あります。

(1) ダラダラ読まない

(2) つまらなかったら読むのを止める

(3) 知らない語彙はなるべく推測する

それぞれ簡単に解説します。

(1) ダラダラ読まない


いちいち、「この文の構造はSVOOで、次の文はSVCでなんとかかんとか」みたいな感じで、中高の英語の授業みたいなことは考えません

しっかり内容を理解できる範囲内で、できるだけ早く読むことを常に意識して読みます。

(2) つまらなかったら読むのを止める


つまんなかったり、文法が複雑で読みにくい場合、結局ダラダラ読んでしまうので、意味がありません。

ラダーシリーズには、たくさんのジャンルの本があるのですから、こういう場合はさっさと次の本に移りましょう。

(3) 知らない語彙はなるべく推測する


知らない単語が出てきても調べず、意味を推測して読み進めることです。

絶対調べてはいけないということではありませんが、1ページごとに分からない単語が出てくるのに、それをいちいち調べていたら、読むペースが崩れて、結局、ダラダラ読む羽目に遭ってしまいます。

よって、別に1語2語分からなくても、物語の大概は分かるので、分からない単語は意味を推測して読み進めます。

分からない単語が多すぎる場合は、レベルを下げて次の本を探しましょう。


以上の3点を守っていれば、失敗することはないと思います。

大切なのは、たくさん読むことです。

なお、同じ本を2回読むことは良いことなので、積極的にやると良いと思います。

2回読みをすると、本の内容への理解が深まることや、スラスラ読むクセが身に付くことなどのメリットがあります。


3. モチベを保つ方法


モチベを保つ方法として、読破した本の語数を記録して、度々眺めると結構続きます。
(ラダーシリーズには、裏表紙に使用された語数が記載されています)

特に、最初の方は、かなりキツイので、こうして数字で達成感を得ることはオススメです。

私自身、TOEIC900を取得するまでの7カ月間(2019/6/7~2020/1/6)は、語数を記録していました。

記録は、ラダーシリーズだけで21冊、合計358,140語です。
(このうち半分くらいは2回読みしました)

実際に私が読んだこの21冊のラダーシリーズ本の紹介記事はこちらから。

私もまだまだフリーザ様には及ばないので、
これからも色々読んでいきたいですね。


4. 最後に


この多読本による学習ですが、最初の1冊目が一番キツいです。

私自身、最初に読んだのは、昔に日本語で読んだことのある、太宰治の『走れメロス』(語彙レベル 1)でしたが、あの苦しさを未だに忘れません

しかし、2冊目、3冊目と、冊数を重ねるにつれて、一気に楽になっていきます。

何冊目かははっきり覚えていませんが、
少なくとも読み始めて1年経つ頃には、ほぼ弊害なく、日本語とほぼ同じ感覚で読むことができるようになります。

とにかく、続けることが大切です。

ここで、

「こんなんで本当に点数上がるの?」

と思っている方がいると思います。

論より証拠と言いますので、実際に私が取得したスコアを見せます。



これは、多読本を読み始めて約2カ月のとき、8冊読んだ時点でのスコアです。

たった8冊読んだだけで、リーディングのスコアが290点(前回)から、385点に大幅に上がりました。

(実は前回の2018年10月より、リスニングのスコアが下がっていますが、これは、就活明けだったからであって、決して、リーディングに力を注ぎすぎて、リスニング学習がおざなりになっていたからというわけではありません(大嘘))

たくさん読めば、その分実力がつき、速く読めるようになれます。

ぜひ、信じて頑張ってみてください。

続き≫Part7の解き方訓練|12か月目のみ

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