今回は、TOEIC900 1年勉強法において、最後の12カ月目で行う、Part7の解き方訓練についてお話しします。
なお、この勉強に関しては、Part7でどうしても最後に10~15問ほど余してしまう方、
または、リーディングが300点台後半で点数が上がらなくて伸び悩んでいる方に有効です。
たとえば、私の場合、次のように2019年7月のTOEICでは385点でしたが、
なお、この2カ月間には、リーディング学習はちゃんと続けていました。
つまり、おそらくこの時点でのリーディング能力は、これ以上向上しにくい状態にあり、
問題は解き方にあるというように考えられるわけです。
したがって、同じようなラインで伸び悩んでいる方は、
今回紹介する教材などを使用して解き方を見直すことをオススメします。
では、始めていきましょう。
結論から言えば、私が行ったことは主に、問題の見極め速度の向上と捨てる習慣付けです。
「なんだ、当たり前じゃん」
と思ったかもしれませんが、案外、上手にできていない人は一定数いると思います。
実際に、私もその1人でした。
そこで、私の場合、こちらの『正攻法で攻めるパート7読解問題』を購入しました。
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理由は、主に以下の3つです。
(1) お手軽な値段
(2) 解説が簡単
(3) 問題集が付いていてレベルがちょうど良い
こちらのテキストでは、最初の数ページで、一番大事な解き方の解説が終わり、あとは文法の解説と問題集になります。
冗長なものが苦手なので、私にはちょうどよかったです。
こちらのテキストで解説している解き方のポイントとして、問題をA~Gのを7種類に分類しています。
私がまず行ったのは、このA~Gの7種類を瞬時に見分ける訓練です。
ここで、この7種類の問題ですが、AからGになるにしたがって難しい問題になります。
よって、難易度高めで時間がかかってしまうF問題とG問題については、
1度答えを探して見つからなければ捨てるスタンスで解き進める訓練も同時に行います。
これにより、捨てるときの決心をつける精神力を身に着けます。
ここで問題を解くときは、Part7の時点での残り時間を把握しておいて、
そのタイムを計って本番同様に解いていくことが大事です。
(たとえば、私の場合は50~55分でした)
さらに、解き終わった後の復習も大事です。
復習では、
間違った問題及び捨てた問題のどこに答えがあったのか、
さらに、他の公式問題集に似た系統の問題がないか、
あった場合、パラグラフ中の答えの位置や問題文の流れにパターン性はないか、
といったことを意識します。
この学習で行うことは以上になります。
(テキストの内容を書くわけにはいかないので、だいぶテキスト頼みですが、ぜひ購入してやってみてください)
なお、この学習は、1回に2時間は最低でも使用するので、時間が空いた時に不定期に行います。
私自身は、紹介したテキストの問題集と、モノマネ学習用の公式問題集Vol. 1, 4を使用して、この勉強法を実践しました。
結果として、5問ほど飛ばしながらも、なんとか1問も余さずに最後まで解けるようになり、
よって、読む速さがこれ以上伸びなさそうだな、と思ったら、
解き方について改めて考えると良いです。
そして、よろしければ、紹介したテキストと勉強法を使って、学習してみてください。
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