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2020年3月4日水曜日

多読本ラダーシリーズを読もう|6~12カ月|TOEIC900 1年勉強法

こんにちは、ブリキらっこです。

ここでは、TOEIC900 1年勉強法において、6~12か月目に行う、リーディングの勉強法についてお話しします。

5カ月のリスニング学習を経て、ようやくリーディング学習に入りますね。

とはいえ、このリーディングの勉強法ですが、
ほぼ勉強とは呼べないような勉強法になります。

理由は、ただ英語の多読本を毎日最低1時間、読むだけだからです。

勉強法はこれだけです。ただ読むだけ。

というわけで、ここからは、オススメの多読本や、読む上での細かい注意点についてお話しします。

最後には、読者の皆さんのモチベのためにも、実際に私がこの勉強法でどれくらいスコアを伸ばしたかをお話しします。


1. リーディング強化には多読本がオススメ


別に、多読本でなくて、自分の興味があるサイトや本でもかまいませんが、
個人的には、使用される文法や語彙が限定されている多読本がオススメです。

その多読本の中でも、私が利用していたのは、ラダーシリーズです。



このラダーシリーズには、
エッセイや偉人の伝記から、
推理小説や恋愛小説まで、
変わったものではセンター試験の問題文など、
幅広いジャンルの多読本が揃っています。

また、語彙力によって、本のレベルが1~5まで分かれており、初心者にもやさしいものになっています。

さらに、本の最後には、本文に出てきた語彙の辞書付きです。

よって、探せば大抵、自分の興味・関心や語彙レベルにフィットするものがあるため、非常にオススメします。

そして、私の知る限り、大抵の公立図書館や大学図書館には、このラダーシリーズがおいてあるので、学生等の金銭的に余裕がない方でも、無料で読むことができます。

私自身、ほとんど大学の図書館で借りては読んでいました。


2. 多読本を読む上での注意点


リーディング力を向上させる上で、重要なのはたくさん読むことだと思います。

そのために、守ってほしいことが3つあります。

1つ目は、ダラダラ読まないことです。

いちいち、「この文の構造はSVOOで、次の文はSVCでなんとかかんとか」みたいな感じで、中高の英語の授業みたいなことは考えません

しっかり内容を理解できる範囲内で、できるだけ早く読むことを常に意識して読みます。

2つ目は、つまんなかったらすぐ読むのを止めることです。

つまんなかったり、文法が複雑で読みにくい場合、結局ダラダラ読んでしまうので、意味がありません。

ラダーシリーズには、たくさんのジャンルの本があるのですから、こういう場合はさっさと次の本に移りましょう。

3つ目は、知らない語彙が出てきても調べず、意味を推測して読み進めることです。

絶対調べてはいけないということではありませんが、
1ページごとに分からない語彙が出てくるのに、それをいちいち調べていたら、
読むペースが崩れて、結局、ダラダラ読む羽目に遭ってしまいます。

別に1語2語分からなくても、大概にして物語の全体の流れは分かるので、分からなくても推測して読み進めます。

あまりにも分からない語彙が多い場合は、レベルを下げて次の本を探しましょう。

以上の3点を守っていれば、失敗することはないと思います。
大切なのは、たくさん読むことです。

なお、同じ本を2回読むことは良いことなので、積極的にやると良いと思います。

2回読みをすると、本の内容への理解が深まることや、スラスラ読むクセが身に付くことなどのメリットがあります。


3. 最後に


この多読本による学習ですが、最初の1冊目が一番キツいです。

私自身、最初に読んだのは、昔に日本語で読んだことのある、太宰治の『走れメロス』(語彙レベル 1)でしたが、あの苦しさを未だに忘れません

しかし、2冊目、3冊目と、冊数を重ねるにつれて、一気に楽になっていきます。

何冊目かははっきり覚えていませんが、
少なくとも読み始めて1年経つ頃には、ほぼ弊害なく、日本語とほぼ同じ感覚で読むことができるようになります。

とにかく、続けることが大切です。

ここで、

「こんなんで本当に点数上がるの?」

と思っている方がいると思います。

論より証拠と言いますので、実際に私が取得したスコアを見せます。



これは、多読本を読み始めて約2カ月のとき、8冊読んだ時点でのスコアです。

たった8冊読んだだけで、リーディングのスコアが290点(前回)から、385点に大幅に上がりました。

(実は前回の2018年10月より、リスニングのスコアが下がっていますが、これは、就活明けだったからであって、決して、リーディングに力を注ぎすぎて、リスニング学習がおざなりになっていたからというわけではありません(大嘘))

モチベを保つ方法として、読破した本の語数を記録して、度々眺めると結構続きます。
(ラダーシリーズには、裏表紙に使用された語数が記載されています)

特に、最初の方は、かなりキツイのでオススメです。

私自身、TOEIC900を取得するまでの7カ月間(2019/6/7~2020/1/6)は、語数を記録していました。

記録は、ラダーシリーズだけで21冊、合計358,140語です。
(このうち半分くらいは2回読みしました)

実際に私が読んだこの21冊のラダーシリーズ本の紹介記事はこちらから。

私もまだまだフリーザ様には及ばないので、
これからも色々読んでいきたいですね。

たくさん読めば、その分実力がつき、速く読めるようになれます。

ぜひ、信じて頑張ってみてください。

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