ここでは、TOEIC900 1年勉強法において6~12カ月目で行う、TOEIC公式問題集モノマネ(2)のやり方や細かい注意点についてお話しします。
5カ月目を終えた時点で、確実にレベルが上がってきているため、前回のTOEIC公式問題集モノマネ(1)とは、モノマネのペースやそのやり方が、少し変わってくることがポイントです。
1. 新しい公式問題集を買おう
6カ月目からは、新しい公式問題集を買って、懲りずにモノマネをしていきます。
私の場合は、TOEIC公式問題集のVol. 4を買いました。
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「新しい問題集を買うタイミングっていつ?」
と疑問に思う方はいると思います。
私の場合、試験本番の2週間前に買うようにしていました。
試験2週間前には買っておいて、試験前の予行演習でその問題集(テスト2回分)を一通り解きます。
そして、この使用済みの公式問題集を、次のモノマネ学習に使いまわすようにしていました。
購入頻度としてはまちまちですが、私自身がTOEIC900を取るまでの12カ月の間に買ったのは、公式問題集Vol. 1, 4, 5のたった3冊です。
そして、このうちモノマネ学習に使用したのは、2冊だけです。
6~12カ月目は、Vol. 1とVol. 4を交互にやり込んでいました。
我ながら気が狂っているとしか思えませんね。
読者のみなさんは3冊とか使って良いと思います。
モノマネに使用しなかったVol. 5に関しては、試験前に1度だけ解きましたが、
次の試験まで期間が空いたので、その間触らないことで問題内容を全て忘れ、
次の試験の予行演習で再利用していました。
これに関しては、忘れっぽくて良かったな、と思いましたね。
さすがに、Vol. 1, 4はやりつくしたので、次はVol. 5のモノマネに移りたいと思います。
少し話がそれましたが、こんな感じで、
公式問題集は、試験本番前に購入し、予行演習で使用。
その後、モノマネに使いまわすのが良いと思います。
2. モノマネのペースを上げよう
5カ月の学習を経て、モノマネにかかる時間が、以前より格段に少なくなっているはずです。
よって、
Part1とPart2は、1日に1周分モノマネして、
Part3とPart4は、1日に2~3パラグラフずつモノマネする。
みたいな感じで、1日当たりのモノマネのペースを上げましょう。
きっと自然とできるようになっていると思います。
難しい場合は、ペースは人それぞれなので、無理のない範囲で進めましょう。
時々、速くて聞き取りずらいパラグラフに当たったときなどは、つい急いでしまいがちですが、雑にならないことが重要なので、冷静に対処しましょう。
3. モノマネの仕方を変えよう
6カ月目からは、モノマネの仕方も変えていきます。
というのも、5カ月間の学習を経て実力が付いてくると、以前のやり方では、逆に非効率になってくるからです。
Part1とPart2なら1問ごとに、
Part3とPart4なら3問(1パラグラフ)ごとに、
次のような5ステップで進めていきます。
(1) 内容に意識を向けてリスニング音声を聞く
どんな内容なのか、聞き取れなかったコロケーションはあったか、などに意識を向けながら、音声を聞きます。軽く口ずさみながら聞くのも良いです。
(2) 音声を止めずにシャドウィングする
とりあえず、できなくてもいいので、シャドウィングを行います。どこでついていけなくなったかを明確に把握します。
(3) 音声を止めながら何度かオーバーラッピングをする
特に、ステップ(2)で聞き取れていなかったところや、スムーズに発音できなかったところに重点をおいて、オーバーラッピングをします。
(4) ある程度スムーズになるまでオーバーラッピングを繰り返す
文章全体のオーバーラッピングを2, 3回繰り返します。
(5) 音源なしで音読した後、仕上げにシャドウィングをする
これまでのステップの総仕上げに、音源なしでスクリプトを見ながら音読して、さらにシャドウィングを行います。スムーズにシャドウィングできるようになっているはずです。
以上の5ステップで学習を進めて、同じテストで何周もしているうちに、最終的に1日で1パートを、シャドウィングでもミスなくこなせるようになると思います。
さすがに限界まで飽きてきたくらいで、次のテストに移ります。
もしくは、あえて1つ前の公式問題集に戻るのも良いかもしれません。
先述しましたが、実際に私自身、6~12カ月はVol. 1とVol. 4を交互にやってTOEIC900を取得しました。
この作業を6カ月間続けて、リスニングの精度をさらに上げていくと、
最終的に、リスニング475点くらいは取得できるようになります。
6~12カ月くらいになると、細かいやり方は自由だと思います。
ただし、できるようになるほど、自分の穴が見えにくくて雑になってきます。
よって、紹介したようなステップで、慎重に進めていくことをオススメします。
今回の解説は以上です。
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