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2020年7月19日日曜日

TOEIC900 1年勉強法 使用教材 紹介【TOEIC独学】

こんにちは、ブリキらっこです。

ここでは、約1年間の学習でTOEIC900を取得するまでに使用した教材を時系列順に紹介したいと思います。

勉強法そのものについては『お金をかけずに最短1年でTOEIC900取得できる勉強法』の記事で詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください。



1. 金のフレーズ


まずは単語帳です。
私が主に使用したのは、みんな大好き『金のフレーズ』です。


金のフレーズの良いところは、TOEICに必要な単語が濃縮されているところです。

TOEICの頻出単語は限られているので、単語力はそれほど必要になりません。
この単語帳を8割がた覚えていれば900点まで行けます。

私が行った単語学習の方法はこちら


2. どんどん話すための瞬間英作文




中学文法の復習のために使用しました。

こちらは本来、瞬時に英作文をするためのトレーニング教材ですが、中学文法の確認にも役に立ちます。

TOEICはPart5を除いて、ほとんどが中学文法で構成されています。

よって、少しでも中学文法が怪しいなと思う人は復習しておいた方が良いでしょう。

私が行った文法復習の方法はこちらから。


3. あいうえおフォニックス等(Youtube発音教材動画)


発音学習の教材として『あいうえおフォニックス』を主に利用していました。
Youtubeには、他にも色々と発音に関する教材が転がっているので、好みのものを選んで学ぶと良いと思います。


少なくとも私の勉強法においては、発音学習が最も重要な学習フェーズです。

その理由を踏まえて、具体的な発音学習の方法をこちらで紹介しています。


4. Youtubeのスクリプト付き音声(ドラマ等)





このシリーズを含め、他にも3本ほどのYoutubeのスクリプト付き音声(ドラマ等)をモノマネすることで、発音やリンキング等の英語のルールを定着させました。

TOEIC公式問題集でモノマネ学習するのがベストですが、いきなりそれをしたところで、スピードについて行けず諦めてしまうので、まずはYoutubeで英字幕付きの楽しいドラマを真似ることから始めます。

さらに詳しい学習方法はこちらから。


5. TOEIC公式問題集 (Vol.1, 4)



当ブログで紹介している勉強法の本命が、このTOEIC公式問題集を使ったモノマネ学習になります。

私がTOEIC900取得までにモノマネ学習で使用したのは、Vol.1とVol.4の2冊だけです。
2冊を9カ月にわたって使い倒しました(気が狂っている)。私が2冊だったというだけで、方法さえ守れば、人によっては3, 4冊使っても良いと思います。

このモノマネ学習の詳細はこちらから。



6. 多読本ラダーシリーズ(21冊)




こちらのシリーズは読解力読解スピードの向上に使用しました。
リーディング力を手っ取り早く上げたいなら、やはりたくさん読むこと(多読)が一番の近道です。

ついでに、21冊というのは最終的に読んだ数で、リーディングを290点から385点に上げるまでに読んだ冊数は8冊です。

目標に合わせて何冊読むか決めると良いと思います。

何を読んでいいか分からないという人のために、超個人的なものですが、今まで読んだラダーシリーズ21冊のおすすめ度と感想をこちらにまとめています。

多読を長く続ける方法やラダーシリーズをおすすめする理由はこちらから。


7. 正攻法で攻めるパート7読解問題




こちらの教材は、リーディングにおいて400点の壁を破るために使用しました。Part7で実力を出し切って点数を最大化させるための、いわゆる小手先の技術を学ぶためのものです。

こちらとTOEIC公式問題集のPart7を併用することで、どのように問題を分類して、どのように捨てるかといったことを学習しました。詳細はこちらから。


8. TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問(番外編)




こちらの教材は、TOEIC900 1年勉強法を始める1年ほど前に、TOEIC400点台から500点にスコアアップするのに使用しました。つまり、TOEIC900 1年勉強法では使用していません。

しかし、スコアに全く影響がないかと言われれば、それは否めないので一応載せておきます。中学文法復習をやる必要がないと感じる人は、こちらを学習したら有意義だと思います。

9. おわりに


以上が私が独学でTOEIC900を取得するまでに使用した教材になります。

独学にかかった費用については、スタディサプリとの比較も兼ねてこちらの記事で紹介しているので、よろしければご覧ください。


勉強法の解説≫TOEIC900 1年勉強法

2020年7月18日土曜日

TOEIC 独学とスタディサプリ コストを比較してみた

こんにちは、ブリキらっこです。

今回は、実際に約1年の独学でTOEIC900点を取得した私の目線から、自身の独学と英語学習教材『スタディサプリ ENGLISH(TOEIC対策コース ベーシックプラン)』を費用の面で比較していきたいと思います。

具体的には、独学にかかった費用(教材費)が、スタディサプリを利用した場合では何か月分に匹敵するかを計算して比べ、どちらがベターがジャッジします。



1. 費用の比較(900点の場合)


まず、当ブログで紹介している『TOEIC900 1年勉強法』で使用した教材(費用がかかったもののみ)を金額(amazon.co.jp価格:2020/07/04時点)とともにまとめると以下の通りです。

(1) TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ) 979円

(2) どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK) 1,980円

(3) TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 2,530円 ※1

(4) 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1 3,080円

(5) 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4 3,080円

(6) TOEIC L&Rテスト正攻法で攻めるパート7読解問題 1,760円

合計金額:13,409

※1 (3)の教材に関しては紹介している独学を始める1年前、1度挫折したときに使っていたものです。とはいえ、スコアに影響がないとは言い切れないので、今回は計算に入れることにしました。

次に、上で計算した独学費用が、スタディサプリ(TOEIC対策コース ベーシックプラン)を利用した場合の何カ月分に匹敵するかを計算します。

スタディサプリ ENGLISH(TOEIC対策コース ベーシックプラン) 月額2,980円(2020/07/04時点:通常価格)

月額2,980円ということなので、独学費用13,409円に近くなるのは5カ月利用した場合となります。

2,980円 × 5カ月 = 14,900

以上から、独学で900点を取得するまでにかかった費用は、スタディサプリ  ENGLISH(TOEIC対策コース ベーシックプラン)を5カ月間利用した場合におおよそ匹敵すると分かりました。

個人的な見解として、スタディサプリだけで5カ月で900点取得というのは、かなり厳しいのではないかと思います。

コスト重視かつ多少時間はかかってもいいから、確実にTOEICを800~900点取得したいという方は、独学の方が良いかもしれません。


2. 費用の比較(700点の場合)


私が700点を取得したのは独学を始めて5カ月後のことで、使用した教材は先述したもののうち(1)~(4)までです。改めて以下に再掲します。

(1) TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ) 979円

(2) どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK) 1,980円

(3) TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 2,530円

(4) 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1 3,080円

合計金額:8,569

これに対して、スタディサプリ ENGLISH(TOEIC対策コース ベーシックプラン)は3カ月で、

2,980円 × 3カ月 = 8,940

以上から、独学で700点を取得するまでにかかった費用は、スタディサプリ ENGLISH(TOEIC対策コース ベーシックプラン)を3カ月利用した場合に匹敵すると言えます。

個人的な見解として、スタディサプリを上手に利用すれば、人によっては3カ月で700点超えは可能だと思います。700点の壁というのは意外と薄いです。

700点を目標としていて、できるだけ早く結果を出したい、そして、上手く使いこなせる自信があるなら、スタディサプリの方が良い気がします。確実さで言えば、私は独学を推します。


3. 勉強法を問わず守ってほしいルール


さて、独学とスタディサプリの比較はいかがだったでしょうか。どちらを選ぶのも、読者次第ですが、選ぶなら早い方が良いです。私の場合、独学を始める前に1度挫折し、それから1年間を棒に振りました。その経験から学んだことは、足踏みしている時間こそが最大の浪費ということです。

そのことを踏まえて、どんな方法で勉強するにせよ、スコアを上げるためだけでなく、かけてきた費用と努力を無駄にしないために、守ってほしいことをお伝えしたいと思います。

それは、できるだけ毎日勉強し、目標達成まで継続することです。

独学だろうが、スタディサプリだろうが、必ず守りたいことです。英語は筋トレに似ているとは、よく言われることですが、私もまさしくその通りだと思っています。継続が大事です。

とはいえ、それがなかなか難しいという人の方が多いでしょうから、そのための考え方を以下の2つの記事で紹介しています。




よろしければご利用ください。
また、当ブログでは以下のように独学の方法を紹介し、スタディサプリによる学習もおすすめしています。
何が絶対良いなんてことはありません。自分に合う方を選びましょう。


2020年7月4日土曜日

就活に役立つ大学1~2年生の過ごし方【学業・研究編】

こんにちは、ブリキらっこです。

ここでは、就活で役立つ大学1~2年生の過ごし方でも、学業や研究などにフォーカスしてお話しします。



1. TOEIC600以上あるとベター


普段の講義に加え、英語を勉強し、TOEICスコアを取っておくと就活のときに役立ちます。

日系企業であれば、だいたいTOEICスコアは600以上で保有資格として使えます。時間がある大学1, 2年生のうちに英語力を鍛えて、就活前にはある程度高得点を取れるようになっておくことをおすすめします。

ただし、業界によってはスコア水準が高い場合や、募集要項でスコアを指定している場合もあるので、行きたい業界・企業が決まっている人は事前に調べて対策しておいた方が良いです。

「TOEICスコアは就活に関係ないって聞いたけど?」

確かに、大抵の日経企業では、TOEICが合否を大きく左右する評価基準になることはありません

ただ、全く同じスペックの2人が最終面接で争ったとして、唯一の違いがTOEICスコアの有無だとしたら、当然、スコアが高い方が採用されるでしょう。

なにより、たとえ面接官が「私は絶対にTOEICスコアなんかで人を判断しない!選考は公平に行う!」と思っていたとしても、その影響を100%排除して、他人を評価できる人間は誰一人としていません。TOEICスコアの高い人間の方が優れて見えてしまうものです。

これは、人は称号や数字といった凄さが分かりやすい指標の影響を受けるようにできており、誰一人としてそれには逆らえないためです。これをハロー効果と呼んだりします。
『就活前に準備しておきたいモノ 7つ』の記事で紹介している書籍『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』の受け売りです。さらに、気になる方はぜひ、同書を読んでみてください)

よって、将来、内々定の可能性を少しでも上げたいなら、分かりやすい凄さで武装しておくにこしたことはありません。

そこで、TOEICは誰でも凄さが分かるものの代表例であり、資格の有無ではなく、スコア(数字)で凄さが示される点でもポイント高いです。

よって、TOEICは600点以上は取っておきましょう。その過程で築いた経験もまた、就活では大いに役立つはずです。

ちなみに、当ブログでは『お金をかけず最短1年でTOEIC900取得できる勉強法』シリーズで、私自身が行ったTOEIC勉強法を紹介している他、スタディサプリといったアプリによる学習もおすすめしています。ぜひ参考にしてみてください。



2. 就活のための資格取得はおすすめしない


TOEICを含む語学系資格、あるいは目指す職業に直結する資格(弁護士資格や司法書士資格、医師資格、看護師資格など)でない限り、”就活のために”資格取得をすることはおすすめしません。(もちろん、趣味や講義の延長線で資格取得することは良いと思います)

これはなぜかというと、わざわざ就活のためにそういった資格を取得したところで、それらが就活で武器になる可能性は低いからです。

というのも、大抵の企業の募集要項には、『○○資格 必須』などという記述がありません。

私自身、メーカーを中心に就活をしていましたが、『技術士補 必須』や『機械設計技術者3級 必須』なんて要項は見たことがありません。金融業界も少し除きましたが、『簿記1級 必須』や『証券アナリスト 必須』なんてのも見た覚えはありません。

このことから分かるように、企業は就活生に対して、その職種に関連する資格を保有していることを求めていません。

どちらかというと、「入社後に長く企業を支えてくれる人材かどうか」とか「今後うちで大きく成長してくれるだけの素養があるか」といった目線で、就活生のポテンシャル(潜在能力)を見ています。

つまり、誰でも勉強したら取れる資格の取得に精を注ぐよりは、大学生活という限られた時間の中でしかできない、アルバイトや研究(学業)、サークル活動など、多方面において、あなたにしかできない経験を積み、自分を磨く方が時間の使い方として有意義です。

よって、就活のための資格取得は基本的におすすめしません

その分、色んな人と関わりながら、困難を乗り越える経験強みが活きる経験を積みましょう。それぞれの就活に役立つ過ごし方は、アルバイト編サークル編で紹介しています。


3. 表彰・査読付き論文・国際学会を目指そう


大学院に進む場合は、

・学会で優秀賞などの表彰を目指す

・査読付き論文を書く

・国際学会に出場する

といった大学院生ならではの高い目標を掲げて日々の研究に励むと良いです。実際に叶うかどうかは別として、こういった意識があるとないとでは過ごし方は大きく変わってきますし、そのために努力した経験が就活では花開きます。また、実際に叶った場合は、TOEIC同様に分かりやすい凄さ(武装)になり、一石二鳥です。

そして、貴重な経験を積むためにも、研究室選びは慎重に行いましょう。同じ研究科でも研究室によっては教員のやる気がないところから、厳しい割には学会や論文執筆の機会が少ないところ、共同研究に積極的で学会発表などにも頻繁に参加するところまで様々です。

どうせ研究室に入るなら、その辺りのことを良く調べておき、表彰や査読付き論文、国際学会など、確かな実績を挙げつつ、新しい経験を積むことができそうな研究室に行くことをおすすめします。