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2020年1月29日水曜日

第247回TOEICでついに900点とれた話

こんにちは、ブリキらっこです。

TOEICに関する記事は、就活解説記事を書き終えたらにしようと思っていましたが、今回は少しうれしいことがあったので報告します。

なんと、ついにTOEIC L&R900点を取得できました!



ありがとうございます。

これまでの道筋はざっと以下のような感じです。

B1  入学 430 くらい(だいたい)
B3    3月 500(ちょっと勉強した)
M1 10月 725
M2   7月 790
M2   9月 840
M2   1月 900

大学院に進学してからコツコツやってきて2年間、ようやくです。
就職活動の時期や研究の繁忙期は心身忙しくて休んでいたので、実際に勉強していた期間は、2年間のうち、おおよそ1年間(12カ月)です。

さて、ここで、みなさんはきっと、

「どうせ留学とかしたんでしょ?」

「高い授業料払って英会話したんでしょ?」

と思っているかもしれません。

ところがどっこい、どれも全く利用していません。

金銭的な理由もありましたが、なにより私自身やりたいことがたくさんあったため、いかにお金と時間をかけずに英語を勉強するか、ということに焦点を当てて勉強してきました。

実際、私の学習方法で使用した教材は、そんなに多くないです。
もはや、ほぼ2つと言っても過言ではありません。

どうでしょうか?少し気になりませんか?

まぁ、そんな大した方法でもないんですけど。
せっかくなので、このブログに記録として残して、シェアしておきたいと思います。

もうしばらくは就活関連の記事を書くと思いますが、遅くとも2月中旬くらいには、TOEIC勉強方法についても書いていけたらいいなと思っています。
読んでいただけて、お役に立てれば光栄です。

というわけで、今回は吉報と今後の予定についてでした。
ではまた。

2020年1月16日木曜日

履歴書『三大質問』の良い例と悪い例をまとめて比較しよう|ES&履歴書対策

こんにちは、ブリキらっこです。

今回は、これまで『頑張ったこと』の書き方『自己PR』の書き方『志望動機』の書き方で示してきた、良い例と悪い例をそれぞれ1つの履歴書のように並べて見てみましょう。

全体を通して見ることで、いかに『頑張ったこと』『自己PR』『志望動機』それぞれ考えて書くことが重要かが分かると思います。

※『頑張ったこと』と『自己PR』はOpenESの体で書いていますが、今回はそのまま載せます。これは話がややこしくなるのを避けるためであって、決して『志望動機』と同じサイズに書き直すのが面倒くさいからというわけではありません(面倒くさい)




1. 履歴書『三大質問』 悪い例


1.1 『学生時代最も頑張ったこと』 悪い例


私が最も頑張ったことはテニス同好会での活動です。大学からテニスを始めたにも関わらず、大学2年生には近隣の5大学の合同大会で優勝することができました。さらに3年生になると、誰とでも上手く話すことができるという理由で周囲から推薦されて、同好会の会長の仕事を引き受けました。そこで、特に他大学との試合を組むことにおいては一際力を注ぎました。会内ではメンバーが気持よく試合に臨めるように彼らの気持ちに細心の注意を払うこと、会外では1カ月以上前から対戦先の大学と連携を取り、段取りを決めることが必要となります。そのため、試合を何度も組むうちに計画力が身に付き、メンバー全員に心を開いて話してもらうために奮闘するうちに、コミュニケーション能力と交渉力をさらに鍛え上げることができました。また、予算及びスケジュール管理などがこれまで非常に雑に行われていたため、その形式を独自に作るといったことも行いました。


1.2 『自己PR』 悪い例


私には『情報を精査して考える力』があります。この力でアルバイト先の窮地を救いました。私は大学付近の居酒屋でバイトリーダーを務めています。1年前、お店の売上が急に下がり始めるという事態が発生し、私は経済学部なので、それが社会全体の経済状況とはあまり関係ないと判断しました。また、他店に赴いて様子を見た結果、客入りや精算レシートの量から、他店は盛況であると判断しました。そこで次に、客層が大きい大学生に注目し、学内の友人や同好会の仲間に自店の問題について尋ねた結果、他店に比べて酒類が少ないことやコース料理の値段が高いことが大きな問題点だと分かりました。私は費用が大きいメニューを一時減らし、酒類の充実やコース料理の値段低減、そして宣伝広告に費用を回す提案をし、店長に実行して頂きました。結果、お店の売上は回復し、遂には過去最高売上を突破しました。このように私には『情報を精査して考える力』があります。


1.3 『志望動機』 悪い例


私は被災地でのボランティア活動で、貴社が給水用のパイプラインを供給していることや農機を製造していることを知って興味を持ちました。また、ダクタイル管や芝刈り機の世界シェアなどで首位を占めており、私はグローバルに働きたいと考えていたため、非常に惹かれました。しかし、ボランティア活動の際、貴社のパイプ供給が遅れるという状況に遭遇し、困っている人々を目の当たりにしました。この経験から私は入社後、生産管理職につきたいと考えています。私が身につけてきた対人スキルや調整力により、今後こういった問題をなくすためのシステムを作り、貴社と社会に貢献したいと考えております。


2. 履歴書『三大質問』 良い例


2.1 『学生時代最も頑張ったこと』 良い例


私が最も頑張ったことはサークル活動です。テニス同好会の会長を務め、周囲の期待から引き受けた役職でしたが、やるからには誰もが楽しめる同好会にしようと誓いました。しかし、最初の試合後、早くも会内に不穏な空気が漂っており、原因はダブルスのペア決めでした。私が相性などを甘く見て決めたため、試合中に不和が生じてしまったのです。以来、活動参加者は減り、一時は役目を投げ出してしまいそうでした。しかし、初心に返って考えた時「誰も楽しんでいない現状は嫌だ。期待に応えたい」と強く思い、それからは以前より各個人と親身に向き合い、関係図を作る等の工夫もして、試合を組むようにしました。結果、試合の度に「ありがとう、楽しかった」と言ってもらえるようになり、誰もが楽しめる同好会を実現できました。この経験で私は、多様な考え方への柔軟な対応や交渉術を学びました。貴社でどんな困難に遭っても、柔軟に構えて乗り越えていきます。


2.2 『自己PR』 良い例


私には『チームで活きる状況把握力』があります。2年生から居酒屋でアルバイトを始め、周りの皆さんのおかげですぐに馴染めました。一方で、お店の売上は徐々に下がり、危機的状況に陥っていました。店長や社員の方々は明るい様子でしたが、確実に士気は下がっており、「どうにかして役に立ちたい」と思いました。そこで、私は自分がアルバイトという従業員の中で最も時間があり、顧客に近い立場にある点に注目しました。そして、学内の友人や同好会の仲間に意見を求め、他店に赴いてその強みや特徴を調べる等の調査を行い、自身の考察や提案も踏まえた調査資料を店長に提出しました。店長は快く受け取って下さり、全従業員が一丸となって対策を練りました。その結果、売上は回復し、遂には過去最高売上を超えるという結果に繋がりました。このように、私には『チームで活きる状況把握力』があり、この力を貴社ではさらに伸ばし、活用していきたいです。


2.3 『志望動機』 良い例


私は生活に欠かせないものと関わって国内外で働きたいと考えており、被災地でのボランティア活動をきっかけに、衣食住に関わる水関連及び農機事業に興味を持ちました。業界内でも貴社は国内で唯一両方の事業に注力し、世界トップシェア製品を持つグローバル企業です。なにより『地球規模で人々の生活を豊かに』という理念に強く共感し、私も『知らない誰かの明日を創る仕事』をしたいと思いました。入社後は生産管理職を希望し、培ってきた対人スキルや調整力を活かしつつ、機械の知識を学んでさらに成長したいです。そして将来、『新しい価値を生み出す』人材として貴社に貢献したいと考えております。


3. 全体を振り返って


さて、今回は遂に履歴書全体として、悪い例と良い例を見比べてみましたが、いかがだったでしょうか?

これらの悪い例と良い例は同一人物が書いたものですが、彼の人となりが掴めたのはどちらの履歴書だったでしょうか。

また、仮にこの悪い例と良い例を書いたのが、全く同じ『経験』『能力』『性格』を持つ2人の人物だったとして、あなたはどちらと会って話してみたいと思いますか。

いずれの問いにも、良い例だと答えると思います。

きっとこれまでの私の就活記事を読んできた人の中には、個々に分かれている状態の『頑張ったこと』『自己PR』『志望動機』の良い例と悪い例を見て、

「確かに言われてみれば、なんとなく悪い例より良い例の方が良い気がする」

という曖昧な印象を持っていた人もいたと思います。

しかし、今回全体を通してこれらを見ることで、その個々が組み合わさったとき、どれだけ大きな差を生むかが分かったと思います。

悪い例の方が、確実にアピールしている事柄は多いです。

しかし、その数が少ない良い例の方が、履歴書全体としての統一感や一貫性を感じられたと思います。

この2つを大きく分けたのは、何かというと、それはやはり根底にある『マインド』です。
そして、良い例では紹介してきたコツやフォーマットをしっかり活用できた点も大きいと思います。

また、

就職活動は数珠つなぎですから、書類選考におけるESや履歴書の内容は、次に続く選考に繋がるようなものでなくてはなりません。

このことを前提として考えると、仮に、この悪い例と良い例の2つの履歴書が、どちらも書類選考を通過できたとしても、その後の戦況が、前者と後者では大きく異なってくるということは想像に難くなく、続く面接対策編ではそれがはっきりと分かります。

よって、ESと履歴書はとことん拘って作成しましょう。

そのESや履歴書の内容次第で、次の面接の結果は大きく左右されます。

ES&履歴書編は以上になります。

次回からは、ついに面接対策に関するお話です。


2020年1月14日火曜日

『志望動機』の書き方|ES&履歴書対策


こんにちは、ブリキらっこです。

今回は『志望動機』の書き方についてお話しします。
『志望動機』はこれまでの解説全ての上に成り立つので、これまでの記事を読んでいない方は、必ず就活記事一覧へ飛んで読んできてください。

すでに全て読んでいる場合でも、『頑張ったこと』『自己PR』がある程度完成し、就職活動に必要なマインドその2を振り返った状態で、この記事を読むことをオススメします。

解説の流れとして、
まず、私が創作した人物が書いた『志望動機』の悪い例と良い例を見ていきます。
(彼はこれまでの解説で『頑張ったこと』と『自己PR』を書いた人と同一人物です。ついでに、企業の方も私が創作したものです)

次に、悪い例と良い例について、マインドその2と照らし合わせることで、それぞれ何が悪くて、何が良いのか見ていきます。

最後に『志望動機』を書く上でのフォーマットを示します。

ここで、前回までの『頑張ったこと』と『自己PR』の解説では、あくまでも「フォーマット」ではなく「コツ」を教えるようにしました。というのも、これらに関しては、その人の『経験』によってベストな書き方は変わってくるためです。

しかし、今回の『志望動機』に関しては、もはや「フォーマット」が決まっています
というのは、私自身が十数社分の志望動機を書いて確信しました。

もちろん、ちゃんと理屈もあります。
よって、安心して読んでいただければと思います。

(※ 記事を一通り読み終わったら、今度は記事を参考として見つつ、自分でも実際に書いてみてください。受動的でなく能動的に行動に移すことが重要です)




1. 『志望動機』 悪い例


私は被災地でのボランティア活動で、貴社が給水用のパイプラインを供給していることや農機を製造していることを知って興味を持ちました。また、ダクタイル管や芝刈り機の世界シェアなどで首位を占めており、私はグローバルに働きたいと考えていたため、非常に惹かれました。しかし、ボランティア活動の際、貴社のパイプ供給が遅れるという状況に遭遇し、困っている人々を目の当たりにしました。この経験から私は入社後、生産管理職につきたいと考えています。私が身につけてきた対人スキルや調整力により、今後こういった問題をなくすためのシステムを作り、貴社と社会に貢献したいと考えております。(279文字)


2. 『志望動機』 良い例


私は生活に欠かせないものと関わって国内外で働きたいと考えており、被災地でのボランティア活動をきっかけに、衣食住に関わる水関連及び農機事業に興味を持ちました。業界内でも貴社は国内で唯一両方の事業に注力し、世界トップシェア製品を持つグローバル企業です。なにより『地球規模で人々の生活を豊かに』という理念に強く共感し、私も『知らない誰かの明日を創る仕事』をしたいと思いました。入社後は生産管理職を希望し、培ってきた対人スキルや調整力を活かしつつ、機械の知識を学んでさらに成長したいです。そして将来、『新しい価値を生み出す』人材として貴社に貢献したいと考えております。(280文字)

※ここで『』のついているものは、この企業のホームページに載っていたキャッチコピーたちです。

※文字数が280文字程度なのは、私の大学の履歴書の文字数がだいたいこのくらいだったため、それに合わせています。大学によって履歴書は多少違うので、一旦何か書いてみてどれくらい文字数が入るか、数えておくと良いと思います。


3. マインドその2と照らし合わせよう


3.1 悪い例の場合


文章の後半において、自身のボランティア活動の『経験』から「パイプ供給の遅れ」という企業の問題点を挙げ、それに対して将来、培った『能力』により「生産管理職になって現状の問題をなくすシステム作り」を自分の力で行い、会社に貢献したいと言っています。

ここでの「対人スキルや調整力」という『能力』に関しては『頑張ったこと』において、すでに提供した情報ですね。

このように、『頑張ったこと』や『自己PR』の『経験』『能力』『性格』を根拠として含めて述べることは、履歴書全体の一貫性や一体感を高める良い手段です。

しかし、肝心のラストパートでせっかくの『経験』『能力』を『技術』として見せるような語り口になってしまっています。この点において、この『志望動機』には問題があります。


3.2 良い例の場合


文章の前半において、自身のボランティア活動の『経験』をきっかけとして水関連及び農機事業に興味を持ったと話しており、ここは『経験』を根拠としていて良いといえます。

また、これまでの彼の『頑張ったこと』や『自己PR』から伺える周囲への献身的な『性格』から考えて、「地球規模で人々の生活を豊かに」という理念や「知らない誰かの明日を創る仕事」というキャッチフレーズに彼が共感したという主張には、説得力があります

文章の後半において、自分の培った『能力』を「生産管理職になって活かしたい」だけでなく、まだ知らない「機械の知識も知ってさらに成長したい」。そして、最終的に「『新しい価値を生み出す』人材として貢献したい」と語っており、自分の手持ちを『素養』として見せています


どうでしょうか。

以上で、「『技術』として見せる」と「『素養』として見せる」の違いが、以前より分かってもらえたのではないでしょうか。

それぞれ「セリフ」で言い換えるならば、
『技術』として見せる」は、

「貴社って、こんな問題で躓いて悩んでいるよね?俺ってこんなことしてきたし、できちゃうからね。貴社の問題も解決してやんよ!」

といった感じで、
『素養』として見せる」は、

「貴社はこんなとこ目指してますよね。今の自分はこんなことしかできませんが、役に立つように頑張るので、お力添えさせて頂きたいです」

といった感じでしょうか。

つまり、上からではなく斜め下から寄り添うように、『経験』『能力』『性格』を交えて、自分の希望や将来像を述べることが重要ということです。


4. 『志望動機』のフォーマット


良い例の志望動機は以下のような順番で構成されており、これがほぼ決定版のフォーマットになります。

(1) 就活の軸をざっくり述べる

(2) その企業の扱う製品・事業(業界)に興味を持ったことをざっくり述べる

(3) 同じ業界内でも、その企業のどこに惹かれたのかざっくり述べる

(4) 自分の希望職種と将来像をざっくり述べる

ここで、各ステップについて詳細にお話しします。
この解説を読んだ後では、悪い例の構成がいかにグダグダで分かりにくいかが見えてくると思います。

(1) 就活の軸をざっくり述べる


ステップ(1)では『就活の軸』について、つまり『自分がどういう基準で企業を選んでいるのか』をざっくり述べます。良い例では、

「生活に欠かせないものに関わって国内外で働きたいと考えており」

がざっくりまとめた彼の『就活の軸』です。

この『就活の軸』自体は、(面接対策編でも述べますが)面接でかなりの頻度で質問されることなので、しっかり詳細まで考えておいた方が良いと思います。

その上で、次のステップ(2)に繋がるように、少ない文字数でまとめることが重要になります。

というのも、ここで述べた『就活の軸』はその後に述べるステップ(2), (3)の内容の根拠として働きます。その詳細は以降のステップで解説します。


(2) その企業の扱う製品・事業(業界)に興味を持ったことをざっくり述べる


良い例の文中では、

「被災地でのボランティア活動をきっかけに、衣食住に関わる水関連及び農機事業に興味を持ちました」

というフレーズがこのステップ(2)にあたります。

ここで、ステップ(1)の『就活の軸』である「人々の生活に欠かせないもの」がステップ(2)の「衣食住に関わる水関連及び農機事業」に対応していることが分かります。

このように、『就活の軸』はその後の内容の根拠になるため重要と分かります。

また、良い例の「被災地でのボランティア活動をきっかけに」のように、短くていいので理由を述べてから、その製品または事業に興味を持ったと書くのが好ましいです。可能な限り理由をつけましょう。

興味を持った対象は、製品でも事業でも良いですが、その辺りは企業に合わせて自分で見極めてください。

さて、ステップ(2)までの内容では、読み手である企業側の採用担当は、

「では、なぜ(同じ製品または事業を扱っている)競合他社がある中、うちでないとダメなんだ?」

と疑問に思うのが道理です。ここで、ステップ(3)に続きます。


(3) 同じ業界内でも、その企業のどこに惹かれたのかざっくり述べる


良い例の文中では、

「業界内でも貴社は国内で唯一両方の事業に注力し、世界トップシェア製品を持つグローバル企業です。なにより『地球規模で人々の生活を豊かに』という理念に強く共感し、私も『知らない誰かの明日を創る仕事』をしたいと思いました」

という文章がステップ(3)にあたります。

ここで、前半の内容では、「世界トップシェア」であることに触れていますが、これは、企業のことを知っていますよ、というアピールの役割だけでなくステップ(1)の「国内外で働きたい」という『就活の軸』にも対応しています。

このようにステップ(1)の『就活の軸』は、ステップ(2), (3)でうまく辻褄が合うように、意図を込めて書くと良いです。
ステップ(1)の『就活の軸』の重要性がよく分かります。

また、このステップ(3)の内容を書くのにおいては、
『業界・企業研究』というのは非常に大事になってきます。

入りたい企業のことだけでなく、
業界の全体像や同業他社とどう違うのか知っていないと、
この例のようには書くことはできませんし、
面接で余計なことを言って躓いてしまう可能性もあります。

よって、『業界・企業研究』は十分に行うようにしましょう。

例のように、企業のホームページに載っていた理念や、求める人材のキャッチフレーズなどを文中に入れるのも効果的であり、わざと『』をつけてアピールすると良いです。

さて、ステップ(3)までの内容まで読んだら、企業は、

「なるほど、だから業界内でもうちが一番良いんだな。では、うちに来たとして、この人はいったいどう活躍してくれるんだろうか」

と考えると想像できます。
そこで、ステップ(4)に繋がります。


(4) 自分の希望職種と将来像をざっくり述べる


良い例の文中では、

「入社後は生産管理職を希望し、培ってきた対人スキルや調整力を活かしつつ、機械の知識を学んでさらに成長したいです。そして将来、『新しい価値を生み出す』人材として貴社に貢献したいと考えております」

という最後の文章がステップ(4)にあたります。

良い例の入社後の希望職種「生産管理職」ですが、実際、事務系職種の中でも「生産管理職」では、工場と発注の間に立って生産を回すため「対人スキルや調整力」の『能力』を特に必要とされます。

よって、良い例では、彼が『頑張ったこと』で示してきた『能力』がこの職種を希望する有力な根拠として働いています。

このように、これまでの『頑張ったこと』や『自己PR』で語った自分の『経験』『能力』『性格』のどれかで根拠付けて、しっくりくる職種を希望した方が、文章的にも、自己分析ができていると見られるためにも、良いと思います。

自分の将来像というのは、中々一言では語れるものでもないですが、頑張って略す、例のようにホームページで企業が押していて、かつ自分が一番惹かれたキャッチフレーズを使って表すと良いと思います。

ただし、面接ではこの辺りも細かく聞かれます。

よって、『志望動機』で使用した略やキャッチフレーズにきちんと話が繋がるように、5年後、10年後の自分の将来像について、ある程度具体的に考えておく必要があります。



全体を通して言えることは、文字数の問題で、全てのステップにおいてざっくりとしか説明できないということです。

逆に言えば、ざっくりでも何とかなるという話にもなりますね。

しかし、ざっくりと書いたその詳細について、面接のとき絶対に聞かれるので、その場で詰んでしまわないように、先を見越してよく考えて書くようにしましょう。

さて、以上が『志望動機』のフォーマットになります。

解説を読んでもらって分かったと思いますが、このフォーマットは、読み手である企業側の立場に立ち、次々と浮かぶ疑問を予想して、それに答えていく構成となっています。

個人的には、これ以上に簡潔で分かりやすい構成はないと思います。

ここで、改めて悪い例と良い例の文章を読むと、悪い例がいかにまとまりに欠けて、読みにくい文章になっているかが分かると思います。

よって、『志望動機』はこのフォーマットに従って書くことをオススメします。


今回の『志望動機』の書き方は以上になります。

次回は、これまで書いた『頑張ったこと』『自己PR』『志望動機』の良い例と悪い例を実際の履歴書のように並べて、履歴書全体として比較します。
全体を通してみると、かなり大きな差があることに驚くと思います。



2020年1月9日木曜日

就活解説メイン記事の読み方|まずはこれを読んで欲しい!

こんにちは、ブリキらっこです。

結論から言います。
このブログの就職活動のメイン記事は、最初から最後まで全て読んでください。

ごめんなさい、大変だと思います(笑)
でも、ちゃんと理由があるんです。

ここで、ちょっと一緒に考えてみてください。

就職活動の選考というのは、適性検査で始まり、エントリーシートや履歴書を評価する書類選考から、一次面接、二次面接、最後は最終面接へと続く、言わば一本の道ですよね。

つまり、どれか1つが良かったらオールオッケーというわけではなく、最初の段階から評価を積み重ねて、最後にはこれまでの選考全体を振り返ってもなお、高評価を得なければならない。

全てが数珠つなぎなわけです。
一回も躓くことはできない、そんな険しい一本道、それが就職活動なんです。

では、その就職活動のための解説がテーマごとにチグハグで良いのでしょうか?

バラバラのサイトから得たチグハグで煩雑な知識と考え方を(自分なりにまとめられたならともかく)そのまま鵜呑みにして、エントリーシートや履歴書の作成を行い、そして面接対策をしたとして、果たしてそれらは就職活動で正常に機能するのでしょうか?

何度か、うまく行くことはあるでしょう。
しかし、それって、とても不確かではありませんか?

つまり、解説の方も最初から最後まで話が繋がっていないとおかしいのです。
でないと、理屈に合いません。

そんなわけで当ブログの就職活動に関するメイン記事は、最初から最後まで読まないといけない構成になっています。
その代わり、ダラダラ色んなサイトを巡って色んな解説を読むよりも、ずっと良い助けになると思います。

ですので、大変だと思いますが、全部読んでください。
もし、読んでいただけて、お役に立てれば光栄です。


2020年1月8日水曜日

就職活動って何からするべき?これさえ読めばOK 基本的な流れと注意点

こんにちは、ブリキらっこです。

今回は、 就職活動の基本的な流れと注意点についてお話しします。

就職活動をこれから始めるつもりだけど、まだ右も左も分からない、または、全体的にどんな流れになるのか知りたいという方は必読です。

細かい話は後にして、私が体験した範囲では、
2019年の就職活動は基本的に以下のような流れで進みました。

基本的な流れ・やること


1. 企業エントリー(何社でもOKなので気になればエントリーしまくる)
2. 会社説明会に参加(基本参加しないとそもそも選考を受けれない
2. エントリーシートや履歴書の提出(締め切りが早いので予め準備)
3. 適性検査(SPIが主ですが、業界によってはGAB、CABなど分かれます)
4. 一次面接
5. 二次面接(中小企業ではない場合があります)
6. 最終面接


企業規模と選考の流れ・時期


私が受けた業界は全てメーカーです。業界によっては大きく前後することもあるので、自分でよく調べて考えることが大切です。あくまでも参考程度にしてください。

東証一部大手企業及び中堅企業(早期選考)


3月上旬 会社説明会がスタート,企業エントリーが可能
3月下旬 エントリーシートや履歴書の提出
4月   適性検査と一次面接
5月   二次面接と最終面接
6月   就活終了


中小企業(早期選考)


3月上旬 会社説明会がスタート,企業にエントリーが可能
      履歴書とエントリーシートの提出,適性検査,一次面接
3月下旬 最終面接


いつまでに何をするべき?就活の注意点(ここからがメインです!)

1. 東証一部大手企業及び中堅企業について


結論から言います。
2020年の就職活動では、2月までに、SPI試験対策、企業選び、エントリーシートや履歴書の作成、そして面接のよくある質問への対策は必ず済ませておきましょう。

SPI試験とは、簡単な国語と数学の試験と思ってもらえれば良いです。ただし、何の対策もなく一発でできるものではないので、最低でも問題集1周はしておきましょう。

SPI試験よりも、エントリーシートや履歴書が最後まで影響する大事な一手なので、ちゃんと書きましょう。

「じゃあ、エントリーシートや履歴書の大事なところって何なの?」

という話ですが、それはそれらの三大質問と呼ばれる『学生時代最も頑張ったこと』『自己PR』『志望動機』です。
このうち『学生時代最も頑張ったこと』『自己PR』は一回書いて使いまわします。
『志望動機』は企業によって変えます。当たり前か。
2月時点で確実に受けるつもりの企業であれば、もう『志望動機』を書いておきましょう。
いずれも書き方をこのブログで解説しています。

さて、SPI、エントリーシートや履歴書の説明はここまでにして、
ではなぜ、それら諸々の準備が2月までなのか。
ここからは、その細かい経緯について話します。

まず、就職活動において、経団連の就活ルールというものがあり、企業はこれに従うものとされてきました。
そのルールですが、平成27年まで12月会社説明会解禁、4月面接解禁というものでした。そして、平成28年から変更され、3月会社説明会解禁、6月面接解禁と遅くなりました。

しかし、私の経験を見てもらえば分かる通り、BtoCの超大手企業でもない限り、早期選考の場合、この就活ルールの範囲にありません
これが後期選考になると、経団連の就活ルールに従った流れになりますが、早期選考ですでに優秀な人材を集めているため、枠は少ないことが予想され、難易度は上がると思います。

ここで、BtoC企業とは、企業から消費者に直接商品を売っている企業で、テレビCMを出しているようなみんなが知っている超大手企業です。その分、敵が多いです。
対して、BtoB企業とは、企業から企業に商品を売っている企業です。目立たないので探さないと出てきませんが、その分、敵は少ないです。日本のほとんどの企業はBtoBです。

私が受けたのはほぼ全てBtoBでしたが、大手ではテレビCMを出しているような企業もありました。それくらいの規模の企業でも早期選考は就活ルールよりかなり早いです。

さらに、2020年はオリンピックがあり、おそらく企業は採用を急ぎます
また、令和2年(2021年)から、経団連の就活ルールの縛りがなくなります

よって、今後は選考の時期がさらに早まることが見込まれます。

以上のことから、最低でも2月中にできうる全ての準備は済ませておきましょう。


2. 通常の中堅及び中小企業について


このあたりの企業は、経団連と関係なしに今までも早いところはかなり早い時期に選考を行ってきています。
知り合いには10月にすでに面接しているという話を聞きました。
そのため、2月中に準備すればいいや、では間に合いません。
よって、初めから中小企業を受けるつもりなら、先述した内容にとらわれず、よく調べてはやめに行動するようにしましょう。



今回の内容は以上です。
とりあえず、就活がいつどんな流れで進むのか、
また、まず何をすればいいか、は分かったと思います。

では、どのように準備を始めたら良いか、行動したら良いのか。

私のブログでは、主にそのハウツーを解説しているので、よろしければメインの記事を読んでみてください。少しは助けになると思います。

2020年1月4日土曜日

自己分析の仕方|ES&履歴書対策


こんにちは、ブリキらっこです。

ここでは、私が実践した自己分析の方法について紹介します。
(方法というより手順な気もします)

『頑張ったこと』の書き方、または『自己PR』の書き方を読んできた前提で話を進めるので、まだの方はそちらを読んできてください。

さらに、(正直こっちがメインな節がありますが)
通常の自己分析の方法として、ノートに自分のことを書きだす、または、マインドマップを作成するといった方法が勧められることがあります。

しかし、個人的には、それらをあまり良い方法とは思っていないので、その理由についてお話しします。

当然、人によってはそれらの方が良い場合もあるので、参考程度に受け取っていただけたらと思います。

では、さっそく始めましょう。




1. 自己分析の方法・手順


私の場合、色々試した挙句、最終的にはエントリーシートや履歴書の内容を作りながら、同時に自己分析も行うという方法が一番肌に合ってました。

そのため、今回解説するのは、自己分析の方法というよりは『頑張ったこと』や『自己PR』を書く過程で、同時に自己分析を行う手順と言った方が正しいかもしれません。

ステップとしては、次の3ステップです。

(1) 『能力』を伴った『経験』を複数掘り起こす

(2) ある『経験』の流れを起承転結をもってざっくり書き出す

(3) 起・承・転・結の各ポイントで『性格』が見えてくる行動や環境を探す


(1) 『能力』を伴った『経験』を複数掘り起こす


『頑張ったこと』の書き方『自己PR』の書き方での例を見れば分かるように、基本的には『経験』をベースにして『能力』や『性格』を語ります。

ここで、その『経験』の内容は、
研究や資格、留学といった学業関連のものだけでなく、
アルバイトでも、サークル活動でも、
基本的にはなんだってかまいません

ただし、マインドその1を満たせるような内容にするためには、
『経験』には必ず『能力』が伴う必要があります。
(『性格』はどんな『経験』にも絶対に伴うので大丈夫です)

たとえ真面目な研究の経験でも

「研究?あー、なんとなくできました。余裕でしたよ?」

で終わってしまうような内容ならダメってことです。

加えて、『頑張ったこと』の書き方などでも言いましたが、
『能力』を伴った『経験』としては、起承転結を作りやすい『何かを乗り越えた経験』を持ってくるのが、次のステップに進むにおいても最も効率が良いです。

(2) ある『経験』の流れを起承転結をもってざっくり書き出す


掘り出した複数の『経験』の中から1つを選んで、起承転結をもってざっくりとその内容を書き出します

このときの注意点として、あくまでもあらすじ程度で済ませて、『頑張ったこと』の書き方の悪い例『自己PR』の書き方の悪い例のように、グダグダと語らないことです。

また、この時点では『性格』の要素が不十分で、淡々とした文章になっていても構いません。


(3) 起・承・転・結の各ポイントで『性格』が見えてくる行動や環境を探す


ここでは当時の自分がどう思ってどう考えて行動していたか、ということを振り返る作業になります。

面接での話の深掘りに対応するためにも、ストーリーにドラマを持たせるためにも、このステップが一番重要になります。

特に『何かを乗り越えた経験』の場合は、起承転結の承・転の間に、逆境を乗り越えるシーンがあります。

ここでは、『頑張ったこと』の書き方のコツ(2)で述べたように「セリフ」を加えてお気持ち表明することで、自分がピンチのときにどう考えて乗り越えてきたかを示し、『性格』の要素を効率的にアピールするための一番のキーポイントになってきます。

また可能であれば、要所要所に自分の人となりが伺えるような環境の描写を入れておくと良いです。というか、嫌でも入ると思います。

ここで、このステップ(3)に関して、

「当時の自分が何をどう思って考えて行動していたかなんて覚えていない」

という人がいるでしょう。
その場合は、今の自分だったら、当時どう思って考えていただろうか、と想像してみてください。

あなた以外、あなたの気持ちなんて知りようがないので、それしかありません。

また、

「『性格』の要素なんて、たくさんありすぎてわからない」

といった意見もあると思います。

その気持ちはよく分かります。

実際、『自己PR』の書き方でお話ししたように、人間の性格はパラメータ性なので、おっしゃる通りです。極端に○○な性格の人なんていません。

よって、どの『性格』で通していけばよいのかわからない状況は起こりえます

そういった場合は、もう1回ステップ(2)に戻って、別の『経験』について、起承転結のあるあらすじを書きます。

そして、またステップ(3)に移り、その別の『経験』では、自分はどんな行動をとったか。また、そのときどう思って、何を考えてその行動をとったか、を再度考えて書き加えていきます。

このようにステップ(2), (3)を、いくつかの『経験』で繰り返し考えているうちに、それらに共通する自分の『行動の軸』のようなものが見えてくるはずです。

その『行動の軸』に則している『性格』をいくつか挙げ、あとはその中から『頑張ったこと』や『自己PR』を書く上で自分が扱いやすいものを選べば良いだけです。


他にも、あくまでも補佐としてですが、自分の性格を知るための方法はあります。

例えば性格診断ツールです。
(個人的に、占いは全く信じていませんが、性格診断はある程度信用して良いと思っています)

通常、企業にエントリーするためなどに利用されるリクナビマイナビでは、無料で提供している性格診断・自己分析ツールがあります。
(これらのサイトは、就職活動を進める上で必須になるので、登録しておきましょう)
特に、マイナビの方は性格から適職までを詳細に診断してくれます。

また、一般でも16Personalities (MBTI)など無料の有用なツールもあるので、利用してみると良いと思います。

個人的には、この16Personalitiesの診断で同じ系統の性格タイプの先輩から就活のアドバイスをいただき、それらが就活を進める上で一番のヒントとなりました。

よって、周りで似た性格タイプの先輩を探して話を聞くのも、話を飲み込みやすくて良いのではないかと思います。
(ついでに私の性格タイプは、分析家(系統)の中の建築家 INTJ-Aです)

性格診断ツール以外には、他の人に客観的な意見を求めるという方法もあります。

ただし、遠慮されてはあまり意味がないため、気の置けない友人や家族から話を聞くのが良いと思います。


2. ノートに書き出す方法やマインドマップはオススメしない


ノートに書き出す方法は、どういうものかというと、
自分の人生経験について当時の状況から気持ちまで、
あらゆることをできるだけ詳細にノートに書き出すことによって、
自分への認識や理解を深めるというものです。

私自身、最初はノートに書き出して自己分析を行おうとしていました。
(その経験談についてはこちら

しかし、この方法は全くオススメできません

というのも、結論から言えば、

ノートに書き出す方法では、
正しい最終目標や本質的な意識・考え方が持てず、
無駄が多く、かつ、不適切な自己分析になりやすいためです。

具体的に説明していきます。

まず、ノートに書き出す方法にも「自分への認識や理解を深める」という最終的な目標がありますが、それは目標設定としてあまり正しくありません

というのも、この方法では「自分への認識や理解を深める」ためのノートという体裁で書くので、その内容が自分の欠点を振り返るだけの憂鬱ノートであってもいいわけです。

というか、実際そうなるパターンが多いみたいです。

そうなると、ノートは自己分析としての機能を失い、不適切なものとなってしまいます。

なぜなら、本来の自己分析の最終的な目標は、

「エントリーシートや履歴書を魅力的に仕上げること、面接でうまく受け答えできるようになること」

であり、それに対し、ノートの内容が的外れなものになってしまっているからです。

「自分への認識や理解を深める」のはあくまでもその過程の話であり、この方法のように、これを最終目標としておくと、そのような問題が発生しやすいです。

「いやいや、なら本来の最終目標はもう分かったし、そっちを意識してやれば問題ない」

と思っているかもしれません。

しかし、たとえ、それを分かっていても、単にノートに書き出す方法を採用していると、結局、エントリーシートや履歴書作りに全く活かされないノートになってしまうと思います。

それは、この方法には、本質的な意識・考え方が欠けていてどう書き進めれば良いのか分からないからです。

この本質的な意識・考え方を、当ブログでは『マインド』と呼んで紹介してきました。
特に、今回はマインドその1です。

マインドその1及びその2の解説では、

最終的に採用担当に自分をどう見せるべきか、

また、そのためにどのような意識・考え方をもって就職活動に臨むべきか

ということを説いています。

そして、これまで解説してきた『頑張ったこと』の書き方、『自己PR』の書き方、そして今回の『自己分析の仕方』と、全ては本質であるマインドその1を基盤にしています。

対して、ノートに書き出す方法には、そういったマインドが一切なく、あるのは少々ズレている目的だけです。

そのため、いきなり書き出すと書き方が分からず、まとまりがないものになってしまって失敗するのです。

「では、マインドその1に従ってノートに書き出していけばよいではないか」

という話になりそうですが、それが今回紹介した『自己分析の仕方』です。

私が散々ディスったノートに書き出す方法は、紹介した方法の劣化版なわけです。

よって、全くオススメしません

マインドマップも同様です。
ノートに書き出す方法よりは、多少情報は整理されるかもしれませんが、やっていることは大して変わらないと思います。

ノートに書き出す方法マインドマップも、例えるなら、

風呂屋に行くつもりなのに、何も考えずに風呂敷の上に物を広げるだけ広げて放置するようなものです。

これでは、いざ、風呂屋に向かうとなったとき、風呂敷の上は重要でないものだらけで、しかも何が重要なのか分からない状態です。

対して、私がマインドの話から今回の『自己分析の仕方』までで解説してきたのは、

風呂屋に行くという目的に沿って、予め重要なものだけを選ぶための考え方と、風呂敷にきれいに荷物をまとめる方法、みたいなものです。

このたとえ、分かりますかね(笑)


ということで今回は以上になります。

最後に、今回『自己分析の仕方』を解説してきましたが、私の方法が絶対正しいなんてことはないと思います。

私にとってちょうどよかっただけで、人によっては違うプロセスが良いかもしれません。

よって、参考程度にしていただければ良いと思います。


次回は『志望動機』の書き方について話そうと思います。