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2020年2月18日火曜日

単語学習、中学文法復習、Youtubeで発音を定着|1カ月目|TOEIC900 1年勉強法

こんにちは、ブリキらっこです。

こちら旧バージョンの記事になります。改訂版はこちら

ここでは、TOEIC900 1年勉強法の最初の1カ月でやることについて、実際に私が行ったことの詳細や注意点について解説していきます。

タイトルにもある通り、最初の1カ月で主にやったのは、単語学習、中学文法、Youtubeでの発音練習です。

正直、この最初の1カ月が一番しんどいですが、英語を勉強をする習慣基礎を身に着けるのに必要なので頑張りましょう。たった1カ月の話です。

では、それぞれ解説していきます。




1. 単語学習


私が主に使用したのは、みんな大好き『金のフレーズ』です。


金のフレーズの良いところは、TOEICに必要な単語が濃縮されているところです。

ただし、単語の発音記号が載っていないので、発音を付録の音声で確認しなければならないのが、少し難点です。

正直、中学単語がすでに身についている人は、あとはこの単語帳だけでTOEIC900近くまでとれると思います。というか、私が実際に900点を取得しています。

具体的な勉強法としては、1日50語または100語と決めて、朝食後や通勤中の30分に単語を覚えます。

覚え方としては、ただ英語を読んで日本語を読むのではなく、実際に単語を声に出して発音と一緒に覚えます

そして、例文を読んで意味を理解したら、そちらも声に出します。
電車の中や食堂などでは、大きい声は出せませんが、そういった場では軽く口ずさむだけでも良いです。

決して1つの単語をじっと見つめて覚えようとしたり、書いて覚えようとしたりしてはいけません。

先述した方法によって、1単語を10~20秒程度の間に目と口で覚え、パッパッと進めていくことです。

20単語ほど覚えたところで、最初の1単語に戻って、日本語を隠して意味を思い出します。

このとき、すぐに意味が出てこなければ、グダグダ考えずに答えを見ましょう
答えを見た場所には、後で分かるように付箋やマークを入れておきます。

あとは、これをひたすら繰り返すだけです。

その日に覚えた単語は、その日の晩か、次の日の朝に、パラパラとめくる程度でもいいので、軽く復習します。

そして、1日おいてまたパラパラと復習します。

このとき、あまりにも覚えている単語が少ない場合は、同じ方法でまた覚えなおします。
十分に覚えていた場合は、覚えた単語の付箋なりマークなりを外して、定期的にパラパラと復習します。

このように、最初の方は短期間に反復して復習することが大事です。
そして、復習の回数を重ねるごとに、その期間を延ばしていきます。

最後は、思い出したときに単語帳を眺める程度で、記憶をキープできるようになります。

目的は記憶することなので、方法はどんなものでも構いませんが、
個人的には以上のように短期間に何度も復習する方法が忘却曲線の理屈上、ベストだと考えています。

あらゆる勉強においてそうですが、
大事なのは、やった時間ではなく、やった頻度です。

2. 中学文法復習


私は真剣に勉強し始めた時点で、中学文法がだいぶ曖昧になっていたので、復習しました。

「完璧だぜ!」という方は、やる必要ない気がします。

TOEIC Part5の一部の問題を除き、その他の問題で出てくる文法は、大概が中学文法です。

大過去や置換など、高校レベルの内容も多少はありますが、中学文法に毛が生えた程度のものです。

なので、中学文法ができていれば、TOEICで困ることはそうそうありません

よって、少しでも不安がある場合は、とにかくまずは中学文法を復習しましょう。

私が文法の復習に使用したテキストは、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』です。


こちら、本来はスピーキングで瞬時に英作文をするためのトレーニング教材ですが、中学文法の確認にも役に立ちます。

こちらのテキストには、テキストの使い方や瞬間英作文の学習の進め方が載っています。

しかし、私自身は、この当時「一先ず中学文法の復習ができればいいや」という考えでいたので、違う方法で使っていました。

私の方法では、気分に合わせて毎日1~4ページずつ取り組みます。

まず、1ページ分の例文の日本語を英訳します。
分からなかったらグダグダ考えずに、すぐに答えの英文を見ます

次は、また同じページで英文を日本語訳します。

最後に自分でオリジナルの文章をいくつか作ってみます。

なお、全部頭の中でやります。ペンは持ちません。

やったのはこれだけのことです。
復習としてはこれだけで十分だと思います。
そして、こちらも単語同様に、その日の晩や次の日の朝にパラパラと軽く復習します。

正しい発音が身についていて、英会話優先で力をつけたい人は、テキストで紹介しているやり方に従って、学習するのが近道だと思います。


3. Youtubeで発音練習


正直、単語や文法なんかより、発音を体に叩き込むことの方が遥かに重要です。

単語や文法などは、後の学習で自然と身に付く可能性がないことはないですが、
発音が身についていないと、そもそも次の学習に進めないので、
この発音練習が一番重要になります。

この練習では特に、r, l, th, d, s, sh, h, f, v, b, z, j 辺りの子音を覚えます。

r, l, thに関しては日本語に存在しない発音ですし、その他は日本語では同じ音として混合して使われてしまっています。

英語では、口の形や舌の使い方によって、発音が細かく分かれているので、それを体に叩き込みます。

ここで、ə(シュワー)やaeなどの日本語にない母音もありますが、母音は子音に比べて難しいので、この段階ではそこまで意識しません。

というか、この段階では、子音以上に音の違いが分からないと思います。

よって、母音はあとで自然に分かるようになってきてからで良いです。

子音の発音の勉強方法としては、
Youtubeに上がっている発音に関する動画を色々見て、モノマネするだけです。

私が主に利用していたのは『あいうえおフォニックス』です。
アリーとファジーというキャラクターが可愛いくて、楽しく学べました。

他にもYoutubeでは色んな方が発音についてレクチャーしているので、
自分が正しく発音できているか確信を得るためにも、
色々見て回ることをオススメします。

発音を覚える過程で、覚えた発音を使うような単語をいくつか読むと効果的です。

たとえば、v, l, rを覚えたら、videoやvolunteer, variety など、ゆっくりと声に出して読みます。

また、実際に自分の声を録音して聞くことや、
googleの音声検索機能などを使って音声認識されるか否かで、
自分の発音の良しあしを判断するとさらに良いです。

私自身、未だにgoogleの音声認識で、文章を正しく読めているか確認することがあります。
とても有用なツールだと思います。

「どれくらいできるようになったら良いの?」

ということに関しては、
類似する発音をもつ単語を連続して読み上げたときに、
9割がた正しく発音できるようになったら、この発音のお勉強は卒業して良いと思います。

例えば、

(1) sheet, seat, seven, shelves, serve, salt, silk, show, simple, shirt

(2) zoo, this, those, thought, length, death, dear, there, supervisor, 30th

(3) heaven, health, fear, feel, help, felt, volunteer, bike, vendor, borrow

みたいな感じです。

ゆっくりでも良いので、思いつく限り似たような発音を含む単語をどんどん読んでいって、9割がたちゃんと子音を発音できるようになっていればOKです。

発音の勉強で役立つ考え方としては、

日本語は、口の形や舌の使い方がどうだろうが、音がだいたい似ていればOKな言語」

それに対して、

英語は、口の形や舌の使い方が正しくないと、正しい音になってくれない言語」

という風に個人的には捉えていました。

要は、最初は音の違いなんてわかんなくても、口の形や舌の使い方だけ意識して真似てれば良いのです。

そうすると、勝手に正しい発音になってくれます。

心配しなくても、長く勉強を続けているうちに、それらの細かな音の違いを認識できるようになってきます。頑張りましょう。


4. 最後に


いきなり英語の勉強を習慣化しようとしているので、当然うまく行かないと思います。

サボって自己嫌悪に陥る日もあると思いますが、それでも自分を許して切り替えていくことが大事です。

私自身、単語はほぼ毎日欠かしませんでしたが、文法や発音は土日は勉強しませんでしたし、3日に1日は片方サボっていたような気もします。

別にやる気がでなかったらサボってもいいんです。

大事なのは、とにかく長く続けることです。

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