ここでは、TOEIC900 1年勉強法の最初の1カ月でやることの1つ、単語学習について、注意点等も含めて簡単に解説していきます。
正直、この最初の1カ月が一番しんどいです。
しかし、英語を勉強をする習慣と基礎能力を身に着けるのに必要な工程なので頑張りましょう。たった1カ月の話です。
では、始めていきましょう。
1. 単語帳『金のフレーズ』の紹介
まず、単語帳紹介から。
私が主に使用したのは、みんな大好き『金のフレーズ』です。
リンク
金のフレーズの良いところは、TOEICに必要な単語が濃縮されているところです。
最新のものには、発音記号が付いているそうです。(便利になりました)
発音記号を見ながら、進めていく方が話は早いです。
ただし、初学者や発音が苦手な方は、初めは付録音声も聞きながら単語を覚えていくのも良いと思います。私自身、最初そのようにしていました。
中学単語がすでに身についている人は、あとはこの単語帳だけでTOEIC900近くまでとれると思います。というか、私が実際に900点を取得しています。
2. 学習ステップと解説
『金のフレーズ』を使った単語学習は次の6ステップになります。
単語学習ステップ:
各ステップについて簡単に解説していきます。
(1) その日に覚える語数を決める(日によって変更OK)
1日50語または100語と決めて、朝食後や通勤中の30分に単語を覚えます。
気分やコンディション、仕事の都合で、毎日覚える語数にムラがあっても構いません。
最初から完璧にやろうとせず、毎日続けることが大事です。
(2) 実際に声に出して覚える
覚え方としては、ただ英語を読んで日本語を読むのではなく、単語を声に出して発音と一緒に覚えます。
さらに、例文も読み、意味を理解したら、そちらも声に出します。
電車の中や食堂などでは、大きい声は出せませんが、そういった場では軽く口ずさむだけでも良いです。
決して1つの単語をじっと見つめて覚えようとしたり、書いて覚えようとしたりしてはいけません。
1単語を20~40秒程度の間に目と口で覚え、パッパッと進めていくことがポイントです。
(3) ある程度覚えたら一旦ストップ&復習
自分の中で「そういや、最初に覚えた単語なんだったけな」と思ったくらいで、一旦覚えるのをストップします。
そして、最初の1単語に戻って、日本語の欄を隠して意味を思い出し、覚えたところまで復習します。
私の場合、20単語ほど覚えたところで戻って復習していました。
この語数は、その人の短期記憶の容量と持続力次第なので人によって変わります。
このとき、すぐに意味が出てこなければ、グダグダ考えずにすぐに答えを見ましょう。
そして、答えを見た場所には、後で分かるように付箋やマークを入れておきます。
(4) 目標の単語数までステップ(2)と(3)を繰り返し
あとは、ステップ(1)で決めた目標の語数に達するまで、ステップ(2), (3)をひたすら繰り返して覚えていくだけです。可能であれば最後に全てパラパラと復習します。
(5) その日のうちに必ず復習、翌日や翌々日も復習
その日に覚えた単語は、その日の晩または翌朝に、パラパラとめくる程度でもいいので、軽く復習します。
そして、1日おいてまたパラパラと復習。
その後も短期間に何度も復習を繰り返します。
このとき、あまりにも覚えている単語が少ない場合は、同じ方法(ステップ(2)~(4))でまた覚えなおします。
(6) 定期的に復習
2日ごとや、1週間ごとでいいので、定期的にパラパラと復習します。
すでに覚えた単語の付箋なりマークなりを外します。
以上が基本的な6ステップです。
単語学習では、短期間に反復して復習することが大事です。
復習の回数を重ねるごとに、その頻度を落としていき、最終的には、思い出したときに単語帳を眺める程度で、記憶をキープできるようになります。
目的は記憶することなので、方法はどんなものでも構いませんが、個人的には以上のように短期間に何度も復習する方法が忘却曲線の理屈上、ベストだと考えています。
あらゆる勉強においてそうですが、
大事なのは、やった時間ではなく、やった頻度です。
3. 最後に
いきなり英語の勉強を習慣化しようとしているので、当然うまく行かないと思います。
サボって自己嫌悪に陥る日もあると思いますが、それでも自分を許して切り替えていくことが大事です。
(単語に関してはできれば毎日やりたいですが)別にやる気がでなかったらサボってもいいんです。
大事なのは、とにかく長く続けることです。
今発売されてる金フレには単語に対しての発音乗っていますよ!
返信削除コメントありがとうございます!
返信削除L&Rになる前の古い方しか持っていないもので、すみません。
発音が付いたなら、かなり便利になりましたね!
情報助かりました。そのように訂正しておきます。