Youtubeスクリプト付き音声モノマネ [改訂版]|2~3カ月目|TOEIC900 1年勉強法

2020年5月6日水曜日

TOEIC

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こんにちは、ブリキらっこです。

ここでは、TOEIC900 1年勉強法2~3カ月目で行う学習について、その目的や教材の選び方、学習ステップと注意点、私が利用した教材についてそれぞれ説明していきます。

では、始めていきましょう。

1. この学習の目的


タイトルにもある通り、2~3カ月目では、Youtubeのスクリプト付き音声モノマネをすることで学習します。

その目的は主に次の2点です。

(1) リダクションやリンキング、コロケーションについて学ぶ

(2) モノマネの習慣をつける

それぞれ簡単に解説します。

(1) リダクションやリンキング、コロケーションについて学ぶ


それぞれの用語を簡単に説明すると以下のようになります。

リダクションとは、例えば"You got me mad now."(お前は俺を怒らせた)を、「ユー ガッ ミー マッ ナウ」とではなく「ユ ガ ミ マ ナゥ」と発音するように、文になると「t」や「d」の音が消えること。

リンキングとは、例えば"Why don't you ~"(~しませんか)を、「ワイ ドント ユー」とではなく「ワイ ドンチュー」と発音するように、繋げて読むこと。

コロケーションとは、例えば「強い雨」を英語では”strong rain”や"hard rain"ではなく、一般に”heavy rain”と言うように、決まった単語の組み合わせがあること。

Youtubeのゆっくりな音声で、こういった日本語にはないルールを少しでも多く把握して基礎を身に着けます。

(2) モノマネの習慣をつける


当ブログで紹介するTOEIC900勉強法では、最終的に、TOEIC公式問題集のモノマネにより英語を学びます。

ただ、いきなりTOEIC公式問題集のモノマネをやっても、普段やっていないことに加え、大抵は音声のスピードについていけないので、簡単に心が折れて三日坊主になってしまいます。

よって、事前にYoutubeのよりゆっくりな音源で、自分の口と耳と目を慣らし、モノマネを習慣化します。


2. 教材の選び方


教材となるYoutube動画を選ぶポイントは、スピードが遅いことスクリプト(英語字幕)が必ずついていることです。

また、継続するためには、自分が「あ、これちょっと面白いかも」とか「これなら何度見ても飽きなさそう」とか思えるものを見つけ出すことが重要です。

よって個人的には、ただ役に立つフレーズを垂れ流すタイプの動画よりも、ストーリーものが良いと思います。

モノマネを続けるクセをつけるために、少しでも馴染みやすいものを探しましょう。


3. 学習ステップと解説


基本的な学習ステップは、以下の5ステップになります。


以下でそれぞれ簡単に解説しますが、基本さえ押さえていれば、細かいやり方は自分に合うようにアレンジしても良いと思います。

(1) 1文だけ音声を流す


いきなりモノマネするのではなく、ひとまず音声を聞きます。

1文聞いたら、動画をストップ。スクリプトを読んで意味を理解します。

聞き取れていない箇所がある場合は、何度も聞き直し、どのように発音されているのか把握します。

(2) 巻き戻して再生、マネしてスクリプトを読む


動画を巻き戻して、先ほどと同じ1文の音声を聞きます。そして、聞き終えたらただちに、スクリプトを見ながらモノマネをします。

ポイントは、発音だけでなく、声の抑揚なども可能な限りモノマネすることです。

このとき、音声よりもゆっくり発音しても構いません。正確さを重視します。

(3) オーバーラッピングをする


オーバーラッピングとは、音声を聞きながら、同時にスクリプトを声に出して読み上げる学習方法です。耳と目インプットアウトプットとして使います。

先ほどと同じ1文をオーバーラッピング(音声と一緒にスクリプトを見ながら発音)します。

これを音声のスピードについていけるまで何度も行います。

十分ついていけるようになったら、やっと次の1文に移ります。

何度もやってダメな場合はパスしても良いですが、極力健闘します。

(4) ステップ(1)~(3)を繰り返し


その日やると決めた時間になるまで、ステップ(1)~(3)をひたすら繰り返す。

(学習時間は1日に30 min ~ 2 hを目安にして、気分で変更OK)

(5) 短期間に何度か復習


その日やった文章は、翌日に必ずオーバーラッピングや音読で復習し、その後も、定期的に何度か復習します。


以上が学習ステップと解説です。

この学習で大事なことは、急ぐあまり聞き取れなかった単語やコロケーションなどを無視しないことです。

とにかくゆっくりでいいので、発音から感情の起伏まで、できる限り正確さを重視してモノマネします。

簡単に見えて、最初は全然進まないと思いますが、とにかく根気良く続けます。

教材はYoutubeにほぼ無限に転がっているので、自分に合うものを見つけて頑張ってみてください。

この練習が終わったら、いよいよ9カ月に渡るTOEIC公式問題集のモノマネ学習に入ります。

続き≫TOEIC公式問題集モノマネ(1) [改訂版]|4~5カ月目

全体の流れ≫TOEIC900 1年勉強法

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