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2021年6月5日土曜日

私が思う、履歴書/OpenES 三大質問の良くない回答例


こんにちは、ブリキらっこです。

ここでは、履歴書やOpenESの三大質問である学生時代に頑張ったこと自己PR志望動機の3つについて、あまり良くない回答例を紹介しています。

なお、この回答例は私が創作した人物のものです。人物像としては、国立大学の経済学部、学業はなんとか単位が取れる程度にこなし、就活までの3年間の大半をソフトテニスサークルと居酒屋バイトに費やした、大手農機メーカー志望の男子学生をイメージしました。

初めて履歴書を書いたり、添削した相談員が微妙だったりすると、案外、今回の例のようになってしまいがちですが、さて、皆さんはどうでしょうか。

「これの何がアカンのやろう」と考えながら、読んでみてください。
良い回答例とタブを並べて読むと、より分かりやすいと思います。


1. 学生時代に頑張ったこと

私が最も頑張ったことはテニス同好会での活動です。大学からテニスを始めたにも関わらず、大学2年生には近隣の5大学の合同大会で優勝することができました。さらに3年生になると、誰とでも上手く話すことができるという理由で周囲から推薦されて、同好会の会長の仕事を引き受けました。そこで、特に他大学との試合を組むことにおいては一際力を注ぎました。会内ではメンバーが気持よく試合に臨めるように彼らの気持ちに細心の注意を払うこと、会外では1カ月以上前から対戦先の大学と連携を取り、段取りを決めることが必要となります。そのため、試合を何度も組むうちに計画力が身に付き、メンバー全員に心を開いて話してもらうために奮闘するうちに、コミュニケーション能力と交渉力をさらに鍛え上げることができました。また、予算及びスケジュール管理などがこれまで非常に雑に行われていたため、その形式を独自に作るといったことも行いました。(398文字)


2. 自己PR

私には『情報を精査して考える力』があります。この力でアルバイト先の窮地を救いました。私は大学付近の居酒屋でバイトリーダーを務めています。1年前、お店の売上が急に下がり始めるという事態が発生し、私は経済の知識から、それが社会全体の経済状況とはあまり関係ないと判断しました。また、他店に赴いて様子を見た結果、客入りや精算レシートの量から、他店は盛況であると判断しました。そこで次に、客層が大きい大学生に注目し、学内の友人や同好会の仲間に自店の問題について尋ねた結果、他店に比べて酒類が少ないことやコース料理の値段が高いことが大きな問題点だと分かりました。私は費用が大きいメニューを一時減らし、酒類の充実やコース料理の値段低減、そして宣伝広告に費用を回す提案をし、店長に実行して頂きました。結果、お店の売上は回復し、遂には過去最高売上を突破しました。このように私には『情報を精査して考える力』があります。(399文字)


3. 志望動機

私は被災地でのボランティア活動で、貴社が給水用のパイプラインを供給していることや農機を製造していることを知って興味を持ちました。また、ダクタイル管や芝刈り機の世界シェアなどで首位を占めており、私はグローバルに働きたいと考えていたため、非常に惹かれました。しかし、ボランティア活動の際、貴社のパイプ供給が遅れるという状況に遭遇し、困っている人々を目の当たりにしました。この経験から私は入社後、生産管理職につきたいと考えています。私が身につけてきた対人スキルや調整力により、今後こういった問題をなくすためのシステムを作り、貴社と社会に貢献したいと考えております。(279文字)



4. この3つの何が悪いの?

ここまで読んで、

「まあ、これはアカンな。理由は……」

と思った方は、きっと大丈夫です。そのまま道を突き進んでください。

「え?いったい何がアカンのや?」

と思った方は、ちょっと危ういかもしれません。

少しでも「何がアカンのか」はっきりさせたい方、または、就活の法則を知って有利に進めたい方は、続きの記事をどうぞ。


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